初回離反率

入店時に関して、気づくこととスムーズなお出迎えとご案内の重要性について書きました。

同時にするべきことがあって、

それは「観察」することです。

「初来店なのか？」「飲食以外の目的は？」

これを探ることです。

リピートなくして、繁盛なしということを以前書きました。

リピーターを増やしてこそなんです。

初回離反率50％って知っていますか？

「初めて来店されたお客様のうち、半分以上のお客様は1回きり」

ということです。

データで証明されています。

予約台帳/顧客管理で飲食店をサポートする株式会社トレタの約1000万件の予約データから導き出された初来店のお客様の2回目来店率は10％というデータもあります。

2回目から3回目は32.3％、3回目から4回目が48.1％と来店のたびに上がっていきます。

つまり、初来店から再来店にこぎつけられれば、その再来店率は飛躍的に上がっていくということです。

せっかくの新規客を１度きりにさせないようにする必要があります。

いかに「いい店やな。また来よう。」と思ってもらえるかです。

ここで大事になってくるのが、【QSC】料理のクオリティ、サービス、クレンリネスの満足度です。

これについてはまた詳しく別記事で。

再来店率をあげるため、はじめの段階で「初来店なのか？」「飲食以外の本当の目的」を観察することで、作戦を練ることができて、精度が上がります。

「飲食以外の本来の目的」をくみ取って、愉しく過ごしてもらうサポートをして下さい。

久しぶりに友人と会うとか、誕生日とか記念日とか仕事との切り替えや家族団欒。

これを満たしてあげることが中食にはない外食の価値です。