お客様を良く知ろう。興味を持ちましょう。という話。
名前は?仕事は?好きな料理は?いつも飲んでる飲み物は?
毎日来てくれる常連さんに対して、注文を待ち構えているのもおかしいし、
「お飲み物お伺いしましょうか?」もおかしいでしょ?
「今日もビール(で)いいんですかー?」が普通の流れでしょ?
この、(で)が重要ですよね。
これには、お客様を知っていることが必要です。
「顧客情報」です。
「番傘」って知っていますか?
三越の前身「越後屋」が扱っていた傘で、世界初マーケティング手法を使ったと言われています。
大きく「越後屋」と書かれた番傘を無償で貸し出していました。
傘の返却の際に、他の商品を見て購入してもらう「ついで買い」と、
雨が降れば、「越後屋」と書いた傘を開いて歩いてくれるという宣伝効果が狙いでした。
加えてもう一つ。
「番傘」というように、傘に通し番号が振ってありました。
これが「顧客情報」を得るための仕掛けです。
番号と日時と顧客によって、返却に来た人と、越後屋を繋げていました。
「この前のあの人だ!」ってことです。
お客様を知ろうとすること、「顧客情報」を得て、
仲良くなろう、何がなんでもリピートしてもらおうという精神が江戸時代からもうすでにあったということです。
常連様を増やし続けることが、長くビジネスを続け、繁盛する鉄則ですから。
変わることのない、普遍的なものなんです。
「顧客情報」は財産ですよ。
「○○さん、トマト嫌いやから、サラダの注文きても、抜いとこう!」
これをみんなで共有するんです。
創作Diningえん
- 所在地:
滋賀県東近江猪子町440 - 電車でお越しの場合 :
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